エレキット TU-HP02 レビュー5 第一印象続
試聴のソース機器はSONYのNW-A16、音楽はEagles のアルバム、Hotel California(192.0kHz/24bit)、ヘッドホンは自分の普段使いのインナーイヤ/カナルタイプ:オンキョーIE-FC300 とオーバーヘッドバンドタイプでは使っている方も多いと思われるSONY:CD-900です。
音源は年末にメーカーの銀座ショールーム試聴室で2000万円の音をそれで聴いたのを機会にファーストインプレッションテスト用に使うようになりました。音楽自体はこのアルバムリリース当時(1976年)当時、アナログのディスクでよく聞いたものでしたが、当時からサウンドクオリティーも良く、アレンジや曲の出来もオーディオのチェックソースとしても聞き映えがして人気があったと思います。
特にメジャーなタイトル曲Hotel Californiaは演奏されている楽器の分離もよいので、曲の冒頭から1つ1つの楽器の間から聞こえる余韻や効果音的な楽器音などどう聞こえるか、また盛り上がって鳴る楽器のそれぞれの表情、そしてトータルの音楽の聞こえも含め結構機器の音の違いが出てくる曲でもあります。
余談になりますが先日、そのアナログ盤を所有のレコード中から探してハイレゾ音源と聞き比べようとしたら見つかりませんでした。枚数も多い中からだったので、散逸したはずもないのですが。
さて第一印象の試聴ですが、CD-900の場合はくっきりはっきりした空間分離や中低域のこもりふくらみ、低音感のバランスもインイヤタイプではないので違って聞こえますが、共通して中音~高音にかけたの質感は感じられるものがあり、これがTU-HP02のトーンなのかとも感じましたが、音楽鑑賞的にもそう疲れる音ではなくメリハリもあって良いところかと思います。
このタイプはそう多く持っている訳ではありませんが、組み合わせの差は興味深いところです。
これより様々な条件でTU-HP02 の完成品としてTUシリーズを名乗る所以をいろいろな条件の試聴実験で探って行きたいと思います。
他は聞いてみたいというものがあります。(続く)
ヘッドホン、ヘッドホンアンプ考
http://mtomisan.my.coocan.jp/newpage4.html
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