ヘッドホンで3極管サウンドを聴く TU-8300で300Bを
昨日作ったヘッドホンアダプターです。TU-HP02で求めた真空管サウンド、それも特筆すべき3極管の音の追及。それなら、やはり3極管の王様とも言える300Bの鳴らせるエレキットTU-8300をヘッドホンで聴いてみました。
300Bと言えば1960年代、当時の自作オーディオをはじめた自分にも伝説的存在でした。そのあたりは浅野勇さんの書籍で今でも知ることができます。1930年代に開発され、トーキーのアンプに使われ、戦後しばらく入手しにくい時期もしばらく続きましたが1970年代に入ると輸入品も現れ、雑誌記事もポピュラーになりましたが、何分高価希少で、1980年代入って、中国製などの300Bが入ってきて少しずつ普及していったように思います。
今回はいくつかある手持ちの300Bのうち、WE300Bに似ていると言われているプスバンの300Bで試聴してみました。TU-8300はトランスをタンゴ製に換装していますのでエレキットのキットそのものではありません。さすがにボーカルやピアノなど自然で豊かな音がするのは、純3極管の名管と言われる300B、それがヘッドホンで楽しめる・・・という楽しみがあります。
« TU-8300など真空管アンプでヘッドホンを楽しむ | トップページ | エフェクターの設計と製作 斎藤徳 »
「オーディオ」カテゴリの記事
- 久々の測定(2025.01.10)
- 2024年年末の作業(2024.12.26)
- 整理片付けは進む(2024.12.20)
- 機材の整理チェック(2024.12.19)
- サポートと整理の週末(2024.12.14)
コメント