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2016年2月 5日 (金)

TU-HP01とTU-HP02の比較補足

すでに音質比較や歪特性比較などは終わっているのですが気になるところもあって測定などしました。

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周波数特性の違い

まずTU-HP01は高域は-65kHz-3dBはカタログ値に一致しました。TU-HP02の発表値は230KHz-3dBですが測定すると100mW16Ω時にこの値なることが測定で解りました。この値表記は厳しい条件での正直な値だと思います。ヘッドホンにもよりますが実際はもっと低い出力で使う訳で測定すると10mW時では230KHzで-1.5dB、32Ω負荷なら0.3dBとほとんど落ちていません。TU-HP02は大変広い周波数帯域を持っています。TU-HP01でも人間の可聴帯域からは十分な値です。

R0049205

入力インピーダンスとゲイン切り替えの考え方

今回の測定で気付いたことでこれまであまり触れなかった大切なところがあります。それは2機種でGain設定の仕様の違いです。両者とも増幅度だけでなく、入力インピーダンスが変わります。実測でTU-HP02は約45kΩ(High)→90KΩ(Low)とかわります。一方、TU-HPでは約150Ω(High)→250kΩ(Low)で、Highは完全に携帯プレーヤのヘッドホン端子への接続を想定したもの、デッキなど接続は必ずLowでしないといけないことになります。

これを踏まえ両者の取り説を見て大きな差異はないのですが、難しい説明しなかったけれど、TU-HP02が広く使える部分だと思います。150Ωは携帯プレーヤに重い負荷ではありませんが、機種によっては切れ替えでゲインで音質差が出るものもあるかもしれません。

携帯プレーヤのヘッドホン端子をソースとして使う場合TU-HP02はTU-HP01のように低い負荷で受けてはいないで、ライン入力レベルで受けていることですが、携帯プレーヤが通常の動作をしていれば問題ないはずです。

出力インピーダンス

両機種の出力を比べるとディスクリートで組まれたTU-HP02の方がさすがに出力インピーダンスは低いことが測定で解りました。推奨が16~32Ωとありますが、別に高いインピーダンスでも特性があばれることがなければ問題はないことになります。自分でアンプを組むと解りますが、素人のアンプですと本来負荷が軽い方がアンプには負担がないはずが、軽いための発信し易いなどが起こったりします。16Ω以下ですとドライブが出来ないかというと実測では出来ているようですが、電流も増えバッテリー駆動では不利というのもあるのだと思います。8Ω負荷で動作しないということでもないようです。そして推奨や最適ということで、勘違いしやすいのが「高インピーダンス(32Ω以上)のヘッドホンではドライブ力不足で・・・」ということはなくドライブに関しては低い場合で、マッチングを取るという話でもありません(実際の出力インピーダンスは16Ω~32Ωよりもっと低いですし)
 ON/OFF法で両者の比較してみるとTU-HP02の方が出力インピーダンスは半分くらいなっています。ただ一般のスピーカに比べれば対象とするヘッドホンはインピーダンスが高いですし、スピーカほど低域共振のインピーダンス変化は小さいのが普通なので低域の制動ということでもなさそうです。(スピーカの場合でも1/10くらい以下であれば良いとされる)

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