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2016年2月 4日 (木)

エレキット ヘッドホンアンプTU-HP02レビュー 各種ヘッドホンとの相性

すでに試聴を終えたヘッドホンに2種に加え、今回さらに4機種のエントリーとなりました。ヘッドホンのスペックや試聴音源は過去ブログ記事をご覧ください。ハイレゾ音源で試聴しました。
もともとアンプの音の違いに比べればヘッドホンの音の違いはけた違いに大きいですし
ここではヘッドホンアンプの試聴ですので、横比較ではなく
それぞれのヘッドホンとの組合わせマッチングをみて行きたいと思います

●Carot One  TITTA

R0049200

C1
(ダイナミック密閉型ドライバー)
<このヘッドホンの従来評価印象>
明るく開放的、やや高域はきつめだが描写は豊か、響きもリアル。
見掛けによらず、破たんのない音を出すモデルで音楽全般楽しく聴ける

<TU-HP02との組み合わせ>
TU-HP02との組み合わせの艶感は程よく綺麗だと思います。
ライブ感のあるソースでも、TU-HP02のレンジ、定位の広さなども生きて来る感じがします。高域のきつさは感じず、シンバルなどは太めになる感じ。
「What's Going On」奥行き感のある甘めのバッキングに対してボーカルにも艶があってコーラスもうまく分離して聞こえる感じ、フィンガースナップが爽やかにはじける。
「Moanin' (Remastered 2013)」ffでちょっと歪感のピアノやトランペットに、つぶの細いシンバルの響き、熱っぽいJAZZが楽しめる
「Only Yesterday」ハイハットの音がエレガントでカレンのボーカルに可愛さ、生ギター輝きも綺麗。タムのロールにも張りがあって楽しく聴かせてくれます。途中のストリングスや木管も綺麗です。中域までつながり良く艶があり粒立ちを感じます。
「Automatic」低域のドスドスもシンバルのつぶれ感、宇多田のハスキーな声も前に出てコーラスの分離定位も良く楽しく聴けます。全体のまとまりが良い。
 Hi-Res CLASSCから「ドヴォルザーク: 交響曲第9番」 ホ短調 Op.95 「新世界より」や「メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲」
とも弦の細かさありませんが芯がしっかり鳴って艶ややかであってハイレゾの刺激感はありません。
ムソルグスキー「展覧会の絵」では低音から高域までまとまりのある中でも各楽器の分離が綺麗にあります。
★全体に「真空管サウンド」とは相互作用があってうまくバランスしているようで様々なソースで破たんなく鳴る感じです。
クラシックは?どうか先入観で思いがちですが、金管を中心に素晴らしく、楽しめます。これは大きな発見。「真空管サウンド」の効果なのかもしれません。

●maxell MXH-DBA700-BK
(密閉バランスド・アーマチュア+ダイナミックドライバ型)

R0049201

Max
<このヘッドホンの従来評価印象>
どっしりとこくがある、分解能も高いほうでないがそれなりに低音が出てバランスがある。
<TU-HP02との組み合わせ>
音楽ソースでは差が出る感じで、このヘッドホンのもつ中域の歪ぽさと
真空管サウンドの掛け合わせの結果なのかもしれません。
もともとヘッドホン自体は高域の切れ込みは足りないのでかなり音量を入れてあげないとバランスしない傾向もあり
「What's Going On」 中低域がしっかりするので安心してボーカルが聴ける。フィンガースナップが意外に自然、音は分離するより暖かく一体感があり、ストリングも甘い。
「Moanin' (Remastered 2013)」ピアノの丸み暖かみが目立つ、全体に一体感がある。シンバルは切れることもなく、つぶれることもない響きも少ない。
「Only Yesterday」低音につつみ混まれる感じ、カレンの歌声も暖かくおだやか。生ギターは刺激な音がない。
「Automatic」「First Love」「time will tell」低音が出るという評価もドコドコは出てもドスーンのうちでもウーン(超低音)の伸びは少ない傾向。(これは以前から聴いた感じたのと同様。これはヘッドホンに固有によるもの。低音が膨らむと目立つということ)宇多田の声には延びはなく熱い感じ。
Hi-Res CLASSCから
ドヴォルザーク: 交響曲第9番では低音がふくよかなので弦や管の中高域の暖かみがマッチするが分解能よりはまとまり。
メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲では バイオリンにはとろみがついたような艶が感じられる
ムソルグスキー: 展覧会の絵では全体がしっかりまとまった感じ迫力を感じさせます。
★TU-HP02との組み合わせでは低音をベースに「まとまり」感重視の音になります。TU-HP02のレンジが広く、低音にしっかりしたものがあってクラシックも悪くない。全体にTU-HP02を接続して評価では良さを見直したヘッドホンでです。

●Marshall Minor
(ダイナミック密閉型ドライバー)

R0049202

Marshall

<このヘッドホンの従来評価印象>
ゆったりと落ち着き有り、中域には充実感がある、ベースは力があって弾む感じ
耳に蓋をするように装着するタイプで、付け方で低音の出方質感が変わります。
これのみ32Ω
<TU-HP02との組み合わせ>
「What's Going On」まとまり良く声に表情も有り、フィンガースナップは控えめに自然になる感じ。
「Moanin' (Remastered 2013)」ピアノ、ブラスとも艶があって乗りも良い。シンバルは少し枯れた感じ音楽が楽しめます。
「Only Yesterday」バッキングに力があって一体感あり、生ギター、カレンのボーカルに刺激もなくまとまりがあります。
「Automatic」宇多田のハスキー感はまだたず声の成分が一体化している。バッキングのピアノ、ギターなどに艶があるけれどボーカルと交じる感じはなく分離する、これもざらつくといやなハスキー感がなく調和するためか。低音は重低音までしっかりドライブされています。
 Hi-Res CLASSCから「ドヴォルザーク: 交響曲第9番」 ホ短調 Op.95 「新世界より」や「メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲」
とも弦の細かさありませんが芯がしっかり鳴って艶ややかあってハイレゾの刺激感はありません。
ムソルグスキー「展覧会の絵」では低音から高域までまとまりのある中でも各楽器の分離が綺麗にあります。
★全体に「真空管サウンド」とは相互作用があってうまくバランスしているようで破たんなく鳴る感じです。
クラシックは?と思いがちですが、管を中心に素晴らしく楽しめます。これは大きな発見。「真空管サウンド」の効果なのかもしれません。

●FinalAudio 「Heaven II」?キット構成組立でチューニング済
BA(バランスド・アーマチュア)型

R0049203

Fa

16Ωというが実測は低い。パーツ交換ができ、自分なりに素材を選んでチューニングできます。
<このヘッドホンの従来評価印象>
透明感が有り、レンジが広く、低域も良質ながら無理な押し出しがあるわけではない
<TU-HP02との組み合わせ>
艶感が良くわかり、定位も良いので空間的感じもあってバランスも良い。
低音も変わらずすっきりなる感じ。
「What's Going On」ボーカルの子音も適度にひっかる感じ、フィンガースナップがリアル。
「Moanin' (Remastered 2013)」シンバルの着色も少なくJAZZを楽しめる
「Only Yesterday」低域から中域までつながり良く、生ギター、カレンのボーカルにも艶がある
「Automatic」シンバルなどハイレベル部分や宇多田のハスキーな声が少し強調される感じがあります。
 Hi-Res CLASSCから「ドヴォルザーク: 交響曲第9番」 ホ短調 Op.95 「新世界より」や「メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲」
とも弦に艶感があってハイレゾの刺激感はありません。ムソルグスキー「展覧会の絵」ではまとまりのある中でも各楽器の分離があります。
★音の力の弱さをうまく補いTU-HP02との相性は全体に良いように思います

総括すると、今回聴いたヘッドホン4機種はTU-HP02とうまく合わない組み合わせはなく、
「真空管サウンド」が色濃くを染めてしまったり、ヘッドホンとの不調和や喧嘩をしてしまうこともなく
大小はありますが、うまい具合にヘッドホンの良いところを引き出してくれているという感じです。全般にうまく粗を補い、良いところを出してくれている印象を受けました。

試聴を終わって感じたのは今回4機種とも普及クラスや廉価なヘッドホンながら、TU-HP02はそれぞれの音を十分出してくれていて、持っているヘッドホンをあらためて正直みなおしましたし、良い使い勝手を学んだ機種もあります。

TU-HP02に関して言えば各種ジャンル、録音でも良く鳴ってくれる楽しさがあり、各種ヘッドホンや音楽の組み合わせをぜひ楽しみたいという思いがします。

(続く)

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