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2016年6月23日 (木)

LUXKITの人気~カタログ第2集から

今オーディオ系のキットとして人気はエレキットにありますが、1970~1980年はラックスキットが人気であったと思います。最近そのカタログを入手しました。

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カタログは初代のものを持ってましたが回路図も出ていて大変参考になりました。この2代目カタログは初代に100頁以上追加されているということで、入手してみて理由が解りました。

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まさにキット全盛で、当時の様子が見てとれる内容。キットだけでなく当時の様子が誌面にあふれています。座談会や女子のキット製作、ユーザー訪問や自作コンテストなど、思いつくところが全て誌面化されているのは、まさにオーディオクラフトの絶頂・・・しかし1981年刊なのですでに下り坂なのかも・・

この直後、デジタル化の波で一気のオーディオの方向性は変わり、趣味楽しみの内容も変貌したように思います。カタログながら市場の様子が多く網羅され貴重な資料でしょう。

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しかしオーディオクラフトにはタンゴトランスを使ったパワーアンプが出ていたり、シンセ自作(SN76477なのでゲーム系の音でしょうが、外観が本格モジュールシンセぽいので、普通の人は大変なものに見えたと・・)メーカーにはなにか混沌とした行方暗示が見えます・・

一方で本格プリ自作は上杉佳郎さんの80選から回路を参考にしたらしい自作もあるのですが誌面には「上形回路」(杉の誤り?)と関わる方の層の広さを感じさせる、それがブームであったのかもしれません。

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ユーザー訪問では、自作から始めた方がふたたび通るキットの道は、今と共通するところもあり、また部品入手ではまた状況の違う昨今を感ずるところでもあります。

カタログ本来の部分では沢山の機種が掲載されているようでいても歴代では30機種は掲載されていなくて、ネットで未掲載の機種情報も拾って、自分で補間カタログをつくりました。

ラックスのキットと言えばトランスが優秀であった60年代からありましたが、オーディオ専業の硬いメーカーから後には女性家族路線まで追うメーカーのその後の行方は長岡鉄男さんの著作にも書かれるところでもあります。ラックスはやはり優秀なトランスで培った技術とアンプづくりが売りの会社で、今に至ってもそれは間違いなかったのではと感じています。

多様な試み、広い層にアプローチするこのカタログは、より広い層を狙って作られたのかもしれませんが、オーディオの歴史とその誌面の状況を冷静に見ると、正直発行年代よ誌面より少し遅い感じで、このカタログはキットが沢山売れた資金で出来た感じもあります。1970年代後半のオーディオブームではいろいろな社会現象があり、各社のショールームが整備されたり、一般雑誌にオーディオ頁があったり、クラフトもその1つであったと思います。

http://mtomisan.my.coocan.jp/page124.html

このカタログももっと提案的に2,3年早く発売していればもっとキット販売効果も大きかったのかもしれません。事実、自分でさえ、こうしたカタログ内容で発売されていたことを今知るというところです。製品情報もありますが、当時を知る貴重な資料と思います。

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