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2016年6月14日 (火)

キット製作のご質問

先日、実習セミナーをやったばかりでしたが、その翌日違うキットの質問が出版社から来ました。内容は動作確認の方法。機能の多いエフェクタのキットでしたのご苦労されたようです。

R0049490

自分では、回路の試作火入れはこの何十年(アマ時代~プロ時代~?時代、そして今)やってきているので当たり前で自然にやっていることなのですが。

キットが一番違うのは動くことは確実であることでしょう。試作には確かに動く動かないやそこから本来の性能を得て行くところもありますが、キットの場合は誤部品、誤配線がなければ基本動くというのがあります。

エフェクタの場合少し違うのは、確認をするためのソースの条件や、多数のボリウムやスイッチ、それぞれが持つ意味働きがあってその位置や、電圧や波形で見て動作を確定するためには、回路のどこで確認したらよいか・・・これは動作や仕様が十分理解ができ、その回路の知識がないと確かに難しい、しかしそのあたりが解れば簡単に実は測定器なしで耳でも簡単な確認ができたりします。

今回はそうした背景なしでも、測定器が扱えれば、という条件で方法をお知らせしました。

確認といってもOK、NGではなく、NGならどこがいけないかの追及ができるような方法にしました。

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