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パナソニック製品、1970年代後半のもの。松下電子のBBDで音場拡大アプリが知られているけれど、こちらは位相シフトやマトリックスでやっているようです。ネットの情報ではラジカセは他メーカーのICを使用したというので、時期のずれはあるのでしょうが、事業部ごと違った実現方法をとっていたのかもしれません。
この機種SH-3060はライン系のいわゆるエフェクターに相当するものですが、ヘッドホン用のSH-3045はデザインも似ており、同技術を利用したものかもしれません。
パナソニックにはSH-8040という機種もあって、スペースディメンジョンコントローラーという魅力的な名前を冠しています。こちらはSH-3060など言っている音の広がりアンビエンスに加え、残響も加えたもののようです。
キット屋さんからメールで案内が来ていて、真空管オーディオフェア来場者向けキャンペーン拡大の話で、久々にキット屋さんのサイトを見ていました。
アンプキットで思い出すのは1970年代のLUXキット。オーディオブームもあって、オーディオクラフトは人気の時代でした。
ラジオ会館4Fにあった三栄無線もLUXがキットを止めてからもオリジナルキットで人気だったと思いますが、パーツ類もいろいろあって、お店の方ともコミュニケーションできる良いお店でした。店長さんは、その後、ヒノオーディオで働かれているのお見かけしていました。ここもキットやパーツでは面白いお店でしたが、閉店となりました。KT-99はこのお店で買った記憶があります。
作り易いキットで有名なエレキットは毎年ではありませんが新しいキットが出てきます。価格的はキット屋オリジナルよりも安く、作り方の工夫があるところも刺激があります。
キットは今では、材料や改造ベースにするような自分のようなものもいます。ラックスキット以前の1960年代もラックスはキットを出していて、トランスやシャーシなど組み合わせたものがあったと思います。こうしたものも今の視点でみて、売れるものではないのでしょうが面白いのかと、キット屋さんのサイトを見ながら思いました。
今回は合間に私がEDIUSやDV-7の個別質疑対応をしました。
全国から集まったメンバーは27名、晴天にめぐまれた2日目は江の島の撮影です。
朝から富士山が良く見えました。
思い返してみると、ビデオくんという商品のイベントデビューは1994年、江の島で開催されたビデオクラブの全国大会でした。江の島ではエノパスでたっぷり3時間半の撮影時間をとり、皆さん大変満足されました。
エスカーを使うと楽で、シーキャンドルからの眺望は好天に恵まれ素晴らしいものがありました。
撮影終了後、由比ガ浜の宿に戻り、お別れの昼食会を開催
無事、満足で帰宅されました。設立約20年、ローランドの編集製品をきっかけにこうして今でも全国交流が続くことにはあらためて参加の皆さんの熱心さ、この趣味の層の厚さにあらためて驚きます。
母の病状などもあり、宿泊をしないでの参加でしたので鎌倉→吉祥寺→江の島の移動となりましたが、案の定、アクシデントもありました。
2日目朝9時江の島への集合には井の頭線・小田急線・江の電を使ってと計画しましたが、小田急線多摩川橋梁まで行って人身事故で全線ストップ、登戸まで走ったので、南武線へ乗り換え、武蔵小杉まで行き、JRを待ち、やはりダイヤの乱れから来た電車にルートを任せました。大船行きの湘南新宿ラインが来ましたので大船から湘南モノレールで湘南江ノ島、皆さんの集合前に到着、皆さんを迎えすることができました。
合同撮影会で思い出しました。今年のはじめに実家から見つかったオープンテープに鎌倉江の島の録音があって、これは1975年大学の友人とやった江の島海岸、龍口寺、江の電の音が入っていました。オープンデッキを持ちだした思い出もなく・・・どうしたのか。当時オープンのデンスケは市販されていましたが。小学館GOROの1977年9/18号(香坂みゆき表紙)のオーディオページは「江の電をバイノーラル録音」でしたが、当時大学生ながら友人と小学館でこのページの企画編集を担当していた時のものです。
経費削減ロケ取材の簡略化から読者出演?として自分自ら誌面に出てしまいましたが、これは見つかった録音の時の経験をもとに再取材ロケしたものでした。大仏内の録音は取材許可を貰って行ったものですが、いろいろ制限があった記憶があります。
この時使用したのは、ビクターのデンスケKD-2で、ヘッドホンにバイノーラルマイクが仕掛けられたバイノーラルヘッドホンでした。
この生録地図は、前述2年前に行った収録をもとにしたものでした。「収録を誌面用に撮影する」でしたので決まった時間内に終えるにはかなり苦労がありました。
実家からは、オープンテープだけでなく、この回ではないですが、雑誌編集に使った、ラフレイアウトやイラスト原稿が出てきています。企画会議から、取材立案、取材申し込み許諾、スポンサーの協力申し込み、撮影そしてレイアウト依頼とデータ原稿以外にもひととおり実践で学生時代に学んだことは、以後の自分での執筆や本づくりに役立つところとなりました。何より、自分で書いたり誌面づくりしたものが本屋に並ぶ喜びをはじめて知ったのはこの40年ほど前のことでしたが、それが今に続いていると思います。
そんなことを思い出した今回の撮影会でした。当時作った号はおそらく半年で10号以上あったと思いますが、たった1冊手元に残るのがこの号です。以前も紹介しましたが、この号にはあの映画監督の大林宣彦さんがCMフィルムで活躍中ということで出ています。
10月に入り新しい会員を迎え、スタートしました。今回は今後編集を持ち寄るための動画編集関係の知識・技術習得でした。DV-7HDとDV-7G、プロジェクターを持ちこんでの講座となりました。
近いので搬出は台車でしたが、かなりの量になりました。
退職後2年たちましたが、ここに来てやっと当初考えたセミナーがスタートした感じしています。とりまく環境や個々の事情、そしてこれまでの活動や作成してきた教材などの条件がやっと揃ったということでしょうが、ここまで継続してそれが可能になったということでしょう。
本日の受講は4名でDV-7HD1台、DV-7G3台の構成、産経学園の事務局さんで配慮でスクリーンがわりのホワイトボードを追加用意していただき操作をプロジェクタで投射して進めました。機材の搬入出、セッティングはかなり大変でしたが解り易く、理解促進に役立ったと思います。
受講見学は随時行っています。毎月第4土曜16:00-18:00で開催します。
https://www.sankeigakuen.co.jp/contents/course_detail.asp?SC=18&CCD=3412003
世界の名器を検証製作という、無線と実験の記事の総集編。10年に渡る20機種を掲載しています。今から10年前に出ていた本です。50年代を中心としているようで、マランツ、アルティックなどのアンプを原機としています。
有名どころとしては、マランツ8B、クォード2、ダイナコ4,6あたりであとは業務系アンプになるのだと思います。マッキントッシュはありません。
優秀な考え方であっても、時の流れに埋もれているものもある・・・
今だからこそ見えるというのも 有る感じがします
こうしてふりかえると書籍などでも情報をとり残しているもの時期があることは、たぶん現役時代仕事の忙しさや、趣味としての流れ、SNSを含めた交友などの結果なのかと思います。今一度振り返り、トレースしてみると、現在の位置や今後もはっきりするもの。温故知新とはよく言ったものだと思います。
そんな今週でしたが、今月87才になる母は3度目の通院となり、今日は妻に付き添って貰いました。この2週ほど体調の不良があって心配されます。
NHKみんなのうた「熱中スタジアム」で出演したメンバーと杉並児童合唱団OGの方と昼食、そのまま演奏会を鑑賞しました。西六郷少年合唱団のOBやOGで作る合唱団ですので、第一部のおなじみナンバーもありましたが、第2部の混声合唱、合唱名曲集の響きはとても綺麗でした。特に「心の瞳」は素晴らしく、あらためてこの合唱団が出来こうして活動の意味も深々と感ずるところとなりました。
原稿の修正で忙しい時間の合間の本日でしたが、演奏会前にしたみんなのうた愛好メンバーの情報交換は大変有意義なものでした。
下丸子に来るには尾山台にある大学に通っていた頃以来ですので、40年ぶり?
駅前にありました、大田区民プラザ
素晴らしい歌声を聴かせていただいた合唱団の皆さんに感謝です。
プログラムも大変工夫されていて、歌の美しさも生きていましたね。あっと言う間の2時間でした。終わってみると一部のすきもなくよく考えられた、合唱の魅力が磨き出されている・・・感心しました。幼少の時期から合唱で育って、熟年になっても合唱をやりたいという方々には基本から楽しみまで充実していて、聴く者を魅了してくれます。選曲も聴く側も考えていて、合唱の素晴らしさをいろいろ見せてくれるものでした。
もう10年ちかくの前の本ですが、中古をネットで購入。今振り返るとこの頃はいろいろな本が出ていることにあらためて気付きます。当時出版が多かったのか、気付きませんでした。いわゆる新幹線の前身計画である弾丸列車(広軌計画)から未成車輛。聞いてはいたけれど計画図面(イラストを含む)も見たこともないものなど、半数はありました。形にすら残らなかったものもあったことでしょう。仕事では沢山の案や計画の中から取捨選択されて行くのですから当然のことでしょうが、こうして形として残るのも国鉄車両だからなのでしょう。Nゲージの製品化ラッシュ以降、戦後であればほとんどが模型化されている・・・模型という観点ではこうした幻の車輛も自作派には面白いテーマかもしれません。(計画車輛でメーカー製品が入手できるのは幻のSLであるC63くらいでしょうか)
(10月3日入手、2007年刊 中古)
ノーベル賞はずっと昔にされた役立つ研究が受賞するので、音楽の分野でも驚きはありませんでした。ガロの学生街の喫茶店(1972)の歌詞にも出てくるように、すでに当時でもまさに吟遊詩人、メッセージの強いもの、今まさに受賞に納得します。以前少し書いたと思いますが・・・南沙織の「哀しい妖精」の歌詞がボブディランの歌詞に似ていると世間で話題になったとき(1976年)、実は以前から自分の卒業文集にあったある人のずっと気になって詩に似ていると思っている・・・そのとき、卒業文集の詩がボブディランの歌の訳詞であったことを知った・・・卒業して何年もたって知った愚かな自分でした。もちろんボブディランのこの歌は知っていたのに訳詞とは気付かなかった・・・ブログFBは同級生も読んでいるかもしれないので本当に恥ずかしい話ですが、すでに時効、身を捨てての話題おめでたい受賞ですから・・・
貸出の御依頼を頂いた件で、念のため所有の関連資料を見なおした結果、見つけた雑誌記事が番組に登場しました。
取材日の前日、マガジン、サンデー、キング、少年、画報など思い当たる雑誌を全部ひっくりかえして、見つけた民泊の記事でした。危く、お貸出しから漏れるとこであったこの雑誌が画面に登場した時にはびっくりしました。
東京オリンピック関係、昭和39年当時のもの20点近くお貸出ししたのですが、45分ほどの番組では仕方のないことですね。国立国会図書館にもなく目当ての雑誌は意外にも登場せず、意外な結果でしたが。自分が、もし気がつかなければ、アナウンサーの方のコメントはなかった訳で、1960年代ものの番組作りに参加させていただいた感慨がありました。
1964年東京オリンピック当時、10歳の少年であった自分に52年後のことは全く想像できなかったところです。
東京オリンピックがまたやってきます。
http://mtomisan.my.coocan.jp/page041.html
朝9時からの番組でしたが、録画して、クイズ内容も楽しめるものでした。
生番組ですの仕方のないことですが・・・、1門目で誤回答の多かった「電気掃除機」の値段は伊東四郎さんのホローで言うように千いくらで買えるなんてことはありえない話で、当時の物価の差が10倍あってもそんな金額で買えるものではありませんでした。本年8月に発売され協力させていただいたムック「昭和30年代の家計簿」によると電気掃除機は昭和31年の発売で1万8千700円。昭和39年の家庭普及率は26.8%で、3200円で発売され56.5%の普及率のあった電気がまに比べると少し格が違ってました。正答のポリのバケツのごみ箱はうちも当時買って、引っ越しでも転々としましたが、灰色(当時港区在住)のしっかりしたものでした。
TVCMで流されています。990円ですので買ってみました。AMAZONを見たらすでに賛否両論、かなりオーバーヒートしたコメントも見られるます。この価格なら、実際に買って聞いてみた方が良いと思いました。書き込みを見ると試聴環境を書かないといけないそうです。
いろいろあるのですが、カートリッジはたまやまセットしてあったところでシュアーV15TYPE4、TYPE3、テクニクス205C2、オルトフォンのSPUと言ったところ、
アンプはラックスのSQ38FとエレキットTU-8300<出力管はPSVAN300B>、スピーカは自作の2Way,3Way、EE103,FE125、JBL4312M、ヘッドホンSonyのCD900を切り替えてみました。
言われているようなトラブルめいたところも気にならず、JAZZらしい音が出てきます。
何より久々の新品のレコードの音です。購入からうん十年針を落とさなかったLPが近年見つかったりしていますが、ほこりもない新品のレコードの音は違いますね。
さてシリーズは出てくるようですが、次号は少し価格は上がり、3号からは定価になるとどんなものでしょうか。アナログレコードははじめてとか、手放して久しいという人を対象にしたものか、安いプレーヤの広告がリーフレットに掲載されています。
なおシステムの詳細はブログのオーディオかホームページからご覧ください。
すでに準備はだいぶ前からしてましたが、お知らせが後になってしまいました。
本日10時、niftyの掲示板が終了しました。あまり利用されていなかったのですが、ブログもありコメントできるので・・・とも思いましたが、懐かしい情報交換の場ですので、別のところにつくりました。過去ログは、全部ではありませんが手元に残っているのでアーカイブのページを作ろうと思います。
そして同級生でやっている仲間の掲示板もやはり移転しました。こちらは同級生のみの公開です。同級生には昨日メールでお知らせしました。
あわただしい、10月になっております。
原稿のまとめをしていたら、11月掲載分の見直しが入ってきて、このところ休載が何回入ったことでタイミングが失われたことを思い出しつつ年末に向かうことを感じています。
そんな中で、編集担当者とやっていて、ふと思ったことは頭外定位のことで、スピーカ再生の代用であったヘッドホンの時代と違い、ヘッドホンオーディオが自立している昨今では考えも変わる部分もあるようです。確かに、プレーヤ側もデジタル処理になって、付属機能で音響処理もおまけ的にできたりするのですが、いろいろなタイプのヘッドホンの登場や、位相しっかり管理されたソースなどできること、やれることも沢山あります。
原稿でやっているところはオーディオでないので、これはあくまで趣味の領域ですがオーディオのアイテム1つとっても時代の変遷と人間のかかわりの変化を生活の中で感ずるところです。
恒例ですがサイト更新しました。
小学校当時の手作り歌集、遠足用だったのか・・・みんなのうたから選曲しています。
http://mtomisan.my.coocan.jp/newpage30.html
歌集に残された印はこのときの選曲、以前から記憶にありましたが、その実物が実家の物置から出てきた・・・ということになります。
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