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FBの話題から、LP棚からアナログ盤をひっぱり出し、聴いてみると中々良いサウンドがしています。1枚目の夢飛行、摩訶不思議なちょっと矢野顕子さんも感じさせるオリエンタルな感じにシンセポップ。井上鑑さんが演奏プロデュースに参加しているところでは2枚目のNirvanaはより耳馴染みの良い曲もあって、工房のうちのサブシステムでも伸びやかな音がしてます。全曲ではないですが松原正樹さんの張りのあるEギターを聴くことができます。調べると山口美央子さんのLPはCD化されていないようです。当時けっしてメジャーではなかったですがシンセファンの仲間には結構人気でした。
Nirvanaのアルバムジャケットは記憶どおり変わっていて表紙が窓になっていてうち面のエレベータのドアだけが見えているという仕掛け、うち面の色相の効果もあって別世界のようになっている・・・どこでもドア的なトリップ感なのか・・・
今ネットで音は聴けることも多いし、ジャケットの画像もアップされていますが、実際は平面的なスタティックなものではない・・・アナログ的な実物だから伝わってくることも・・・
表紙左上の三角の模様も実はシールで剥がせたり
このLPを買った1980年、1981年といえばデジタル時代のほんの手前でレコーディングなどかなりの音質が期待できた頃でもあります。
さて聴くのに使ったカートリッジはシュアーV15タイプ2と当時でもすでにオールドなものですがレコーディングが良いのか、どうどう良い音がしています。
当時、シュアーV15と言えば最高峰級のあたり前すぎりものであって、なぜか避けていた感じもするのですが、今、300Bのシングルアンプで鳴らしてみると、沢山あるカートリッジも結局そこに行ってしまうことを思うと、かつての先人たちの選択もたいしたものだったと思います。そんななかで60年代~70年代とオーディオの世界の選択組み合わせであれこれさまよっていたこともここに至る過程なのかもしれません。
本夕終了ですが、JVCのGR-C1、30年以上前、一体型ムービーで、映画"バック・トゥ・ザ・フューチャー”で登場し映画ストーリーでも重要な役割をした赤い家庭用ビデオカメラとして知られる人気モデルです。赤茶のカメラケースもちょっと小粋で人気のあったおしゃれなアイテムでした。思い出も有り、スペースさえあればケースなどもとっておきたかったものですが。入札も入り、いよいよお別れのようです。
セパレート時代からビデオをはじめていましたが、可搬型のデッキを買って、カメラを買おうとした時には一体型の時代に入っていましたので撮影してのムービーづくりはここから始まったことになります。当時の30万円は時代としても生活としても大金でした。
60年代初め、長野県松本での冬休みは「正月休み」と「寒中休み」の2つがありました。長野県学校は休みが少ない・・僕らの頃は長い冬休みのために夏休みが短いと思っていました。
そんなところを含め更新しました。
自作オーディオでは単なる機器の組み合わせだけでなく、自分で作るというのがあるだけに、その機器の音の方向性をどうするか、どうして行くかというのがあります。しかし、もともとシステムとしてどういう方向を向いているのかというのもあって、それは個人個人でしょうが、それぞれ違っていて良いように思います。近年のように、一般にも音源としてデジタルだけでなく、アナログもあり、今聴いてみるといろいろなことが思い起こされてきます。
CD以前は、ソースの再現性課題に重点を置いていたように思います。スピーカーもそうですが課題の多いところに要素が多くが隠されています。デジタルと忠実な再現ができてみると、それへの疑い~本当かというのと「再現」とはという疑問も生まれる一方、再現ではもっと手前にあるアナログの音源に音楽性を十分感じられる不思議があったりします。
昔は原音再生(元音再生)がオーディオの大きなテーマでしたが、実際にどこに元の音がなにが元の音なのかという音楽も多い現状もあります。本当の元音を知ることができる方も多くはないと思います。現場近くでの経験をしたものとしては特に感ずるところです。聴く側が満足して音楽を聴ける音が出るということが大切と個人的には感じ、アナログにも魅力を感ずる今日この頃、最近アナログディスクの入手できる状況は嬉しいことの1つで、また新たにシステム、機器をいじる喜びが増す思いがします。
この何年かに渡り自分なりに整備充実したアナログ系も、より意味を増してきました。
新年の作品上映はいろいろありましたが、吉祥寺産経学園の上達ビデオ講座にも通われている方の作品もあり、昨年末会員の皆さんで見たところで出た意見で修正した作品で、大変苦労してまとめられて良くまとまっていました。
制限時間は上映会によって違い、作品の長さの短縮を望まれることが多いですが、作者には難しい作業だったりします。どうしても1カットの長さを短くすることでやると、カット数がやたらと多く感ずるところとなります。尺を縮めることを1つのチャンスと思って、シーンやカットを整理することも必要となります。
上映後は時間まで皆さんの質問にお答えしました。
最近、撮影しようとすると3脚禁止も多いですが、撮影とは別に持ち込みも禁止いるところがあるので注意が必要です。3脚を預けたら撮影ができるとは限らず、撮影自体が禁止で3脚の持ち込みも禁止という場所もあります。
動画撮影の禁止は以前は、個人使用はOKから全般になっていることもあります。権利問題や撮影の有償化とは違ったところで、問題のある動画がアップされた際、撮影を認めたものに責任が及ぶことを恐れての禁止もあるように思います。
このところ片づけの合間に過去ファイルした記事を検討しています.1980年代はじめの記事ですが球か石かではなく、方向は2つあると言うもの。1つはありとあらゆる回路技術を駆使して理想の動作を狙う方法、もう1つはデバイスのレベル、基本回路のレベルから見直してシンプル化を狙う方法。しかし答えは出てくる音でしょう。
それぞれの方向に楽しみがあるように思います。個人として、自分のできる方法などいろいろな選択ができるのが自作アマチュアの楽しさでもあります。今の自分自身のオーディオとしてこうした記事、過去いろいろ振り返っても、筆者の方々が残した苦労や実験があふれており、それを読み解き考えてみる・・・当時ファイルに残したのは今この時のためだったのかもしれません。当時と違い自分自身の回路力やオーディオ経験も増しているはずですが、残された記事を今一度見てみると面白いものがあるように思います。
無線と実験、ラジオ技術、電子科学など1970年代末までくらいの記事のスクラップです。他にもファイルがいくつかありますが、これは主に自分で作ったもの・・・と言っても自分のためではなく、昔会社の同僚や先輩後輩からの要望で雑誌記事掲載の製作物を作って欲しい・・・というものであったようで、一部には先行製作したものも(諸般の事情でキャンセル)なども。
一部には試作品を仮納めして本作したものなどは試作品が自宅機器になっている現行のプリアンプのようなものも有り、パワーアンプなどは試作状態で何台かが休眠、基板状態、パーツ購入などとなっているので、メンテ用には良い資料です。オリジナル製作は原稿になったものは資料が残りますが、そうでないとメモ程度のもので、現物が回路なんてものはメンテ修理では記憶をたどることになったりします。しかし自分で考え出したものですからたどって解らないということはありませんが。
思いかえしてみると、こうして途中で結論や実証されていないものが結構あったり、オーディオも進化の樹のように最先端部分だけではなく、いくつかの枝や幹で止まった部分もあるようです。それもそれなりの結論まで行かずにその時の事情で選択されていることもあるのでしょうが。そうしたものもそこに戻らずとも今の地点で研究してみるとまた違ったものが見えてきますし、その枝の先に何があったのかも探るのも面白いところがあります。
テレビドラマを見ていると、オーディオシステムで共通するのするのがアンプは真空管で、ラックス製が多いように思います。品種的にはメーカー製ということもありプッシュプル型の回路構成をとったもののようです。
大抵はオーディオソースはアナログディスクで、カートリッジがディスクをトレースする様がアップになります。どんな音がするのか・・・と思いますが、一般的にとにかく画になるということでしょう。
最近プレスされたアナログディスクを聴くことのできる最近は、出てくる生き生きした音からはファイルやCDに比べて面倒な操作も楽しいものですし、あらためて、これほどの音が出ていたんだと感心したりしています。
JAZZ LPコレクションで出ているタイトルの録音年代は、1950年代、1960年代で、そこからこれだけの音が出るのですから。
それも、オーディオアイテムが何でも良いということでもなく選択組み合わせ、そしてチューニングメンテナンスは大切なのだと思います。
工房では大型スピーカがスペース的に持ち込めないので、フォステクスのユニットで構成した3ウェイが常用となりつつありますが、TU-8300との組み合わせも良く、JAZZでは楽しいサウンドを出してくれます。これはもともとスピーカーのネットワークのチューニングを真空管アンプを使って行ったこともあるのかもしれません。
今挿している出力管は300Bで、出力不足も感じず、スコーカ、ツィータもホーン型で立ちあがりの良い音が出ています。小型ユニット、ボックスながら低音不足も感じず、出力トランスの換装も良かったようです。
JAZZ LPコレクションからはまだ2枚ですが、もう少し増やしていっても良いのかもしれません。
早いものです。開設が2006で、その前は「60年代通信」のファンとして10年近く投稿をしていました。
お知らせしていませんでしたが、新年になって、
みんなのうた、冬休み、雑誌、エフェクター、DV-7
などを更新しております。
忙しいこともあって、しばらくお休みをしてましたが、なかなか良いですね。
変わったリズムが心地よい。懐かしいですね。
本日は、シュアーV15Type2とオルトフォンのSPU対決。V15はType2,3、4を所有しますが、2が一番ノリが良く力がある感じがしています。60年代~70年代高い評価を得ていましたが、こうしたJAZZを聴いてみると解る感じがします。
テクニカのアームAT-1501は放送局でも使われることが多かったもので、無駄がないシンプル設計、うちではMC型カートリッジを付けることが多く、デンオンDL103や、FRのFR-1、サテンなどを付けますが、リフターもなく、もう10年近く前に買った別添えのリフターをやっと付けてみる気になりました。
オルトフォンSPUの入手にはずいぶん時間がかかりましたが、入手してから確認ぐらいで、今回整備してこうして聴いてみると優秀なカットリッジだと思います。1つづつ確認、そして確実に形にすることは重要ですね。
今週は新旧DVDの発送が続き、その中でのかたづけでしたが、これまでと違った新年のはじまりとなってなかなか良いと思います。
母のインフルエンザ、姪のお腹の風邪で今日までお年玉が延期になっていました。
このところDV-7のお問い合わせが多く、再インストールやアップデートのトラブルが今週は多くありました。本日は四国の新規の方から完全理解のご注文も有り、おなじみの方々からはエターナルハウスの雑貨を含めご注文をいただきました。明日出荷のために生産をして何とか当日に就寝となります。
晴れ着姿も見かける、悪天候も交えた3連休でした。1月15日=成人式が頭に残る世代、すでに成人式を3回やったことにもなり、同窓会的な市の式典にもめぐり合わなかったことなど、過去ブログの思い出も探ることなく・・・本年からは暦通り休む日は休む3連休となりました。インフルエンザの母の看護で暮れ明けた年末年始でしたが、その余波でこちらも感染の恐怖から大事をとり沢山の課題を年頭から抱えました。幸い4日から制作をスタートしたおかげで、OB会や突然の小田原訪問前に月刊をリリースし、遠隔地の方にも10日なるまえに新年号をお届けすることができました。
<インフル隔離で母一人分のおせち>アップ忘れ、お雑煮は自分の自作
さてお休みに何ができたというほどのことはありませんが、仕事をしなかった・・と言っても新刊の盤面やジャケデザインをして、3連休明けに備えてしまいました。主にホームページの更新準備です。
ブログからホームページへのリンク修正を2013年分まで3年分を終えたというところで、あと7年分が残るところです。
3連休、最終日、インフルエンザでいっしょにできなかったお正月をしのび母の作ったお雑煮をいただきました。
掲載誌が来ました。連載第13回、執筆の楽器エフェクタ回路集も今回が最終回。
長いもので2015年8月号特集の80頁掲載の翌月9月号から、途中誌面都合のお休みも入って、ここまできました。発売は1月10日、書店でご覧ください。もともと特集で掲載できなかった8アイテムの記事でしたが、各回補強と新規書き下ろしの製作でここまで来ました。この路線でまだいくつかあったのですが、連載も長くなりましたのでこのあたりで一度リセットしていう感じです。
ディメンションはもともと、既成ICを使った簡易版の原稿を入れていたのですが、せっかくですので定番のローランドSDD320を解析して新規モードを加え作り易い回路に変え、最近入手のしやすくなったBBDは回路掲載を沢山してきたのでビンテージの高電圧タイプの回路を掲載しています。この最終回の原稿を入れてから、パナソニックのアンビエンス回路の正体がつかめたのですが、盛り込むことなく誌面となっています。
70年代を中心に集めていたファイルが見つかりました。無線と実験、ラジオ技術、電波技術などです。
大学時代のクラブの先輩の記事もありました。30頁に渡る大作です。
先輩が4年の時、自分は1年でしたので大きな影響を受けたと思います。真空管211の音を聴いたこともありますが、先輩の家まで行って、聴かせていただいたスピーカーの音はびっくりで、同じスピーカーBOXを作り、今でも使っています。先輩を卒業されて家業を継がれましたが、ラジオ技術でアンプ製作記事を執筆され、掲載を楽しみしていたものです。
この記事はその中でも、まさに保存版
今見てもすごいボリュームです。
そして、大学の恩師の記事もありました。
じっくり読もうと思っていましたが、ここにファイルされていたとは。
懐かしい、あの頃を思い出し、作成してみました。
短い間でしたが小学生の頃、長野県松本市で過ごした冬休みを資料で回顧しました。
本年もよろしくお願いします。
昨年末、大晦日は母のインフルエンザで、その日のうちに就寝するというまず1年でも、また過去の大晦日でもないようなことになり、5時前に起床と元日での記録を作る2017年となっております。
そんな訳で工房の片づけも工具の整理途中のまま年を越すこととなりました。お正月をどう過ごすかという課題をかかえつつ、残り4日の安静期間を過ごすこととなります。
昨年は母の2度の入院、秋の体調不良、そして大晦日のインフルといろいろありました。
ビデオ編集機DV7ではローランドの電話サポートが昨年3月で終了し、駆け込み寺的にお問い合わせが多くありました。退職で創刊した月刊DV-7研究は28号まで続き3年目を迎えています。ビデオサロンでの連載はすでに一昨年前に終わっていて、ビデオサロンの購読から自分の作る月刊DV-7研究へ移行された方が何人かいたのも昨年でした。毎月の新刊活用DVD発行も現在研究シリーズのビデオとなっています。昨年はEDIUSの解説DVDがシリーズ8種、プロジェクト&データ集1種、DV-7のこれまでというかローランドの映像製品が生まれたところからをまとめたDV7のすべてが出せたところも新しいところでした。本年は情報の少なくなってきたDV-7関係の情報発信と映像制作全般をまとめDVD化したいと思います。すでに3月までは新刊の予定が4月からは新シリーズを検討中です。
楽器エフェクタ製作関係の研究執筆は一昨年のトラ技特集の未掲載分を毎月紹介することで本年1月の13回目で25アイテムを紹介したことになり、過去仕事でも踏みこめなかったところや課題となっていたところへ進み特集で扱った数を越えたところで一段落、カテゴリーを絞ったより深い形で新しい出発ができれば(すでに何回分かの原稿を入れていますが)と思います。
模型関係はTMSレイアウトコンペに作品を出し受賞致しましたが、過去作品や活動が宝島別冊の「昭和30年代家計簿」で紹介され、ジオラマ作家として認めて頂いた昨年でした。昭和39年の渋谷ジオラマは鈴木慶一さんのCDアルバムのジャケットやブックレット、盤面までにもデザインで利用していただきました。昨年よりジオラマ教室やジオラマキットのご要望も頂いておりますので是非本年具体化したいところです。
オーディオ関係では、これまでやってきたところ振り返えり、実証できなかった部分を検証するところで計画しましたので、是非形のしたいところです。
昨年11月から妻の実家の立て直しが始まり、いろいろなものが出て来て、オークション出品が忙しくなりました。自分の不用品を含め処分しスペースを作りと片づけと効率的な活動ができる環境を作って行く必要があります。
活動全般に昨年末は一巡した感じで、年末には念願の工具整理が始まり、工房全般の環境整備を行いつつ、データや資料の整理バックアップとスタートに立った思いですすめて行きたいと考えています。本年力を入れて行く部分、具体的には出来ていなかった模型関係・オーディオ工作関係になると思います。
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