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今月から新連載ギターエフェクタ製作の次号掲載の校正作業が夕方来ました。製作+原稿で測定や撮影などもあり、その前にはまず回路検討などがあるのです。2回目のファズは実作業だけでも半年ほどかかっていて、古今東西の名器と呼ばれる回路から最近の動向までを調べながらまとめたものです。その間得たものも多いのです。原稿チェックを集中して行いましたが限られた誌面の中にまとめますので編集の御苦労も多いと思います。
これで1回分の掲載ですが・・試作実験した基板はもっとあります。
いつになく疲労の中で原稿チェックが完了しました。全回路、全データの掲載は無理ですがかなりの量内容にはなりますので来月号発売4/10をご期待ください。そのぶん貯金原稿も減るので次の試作検討、先を急ぐことになります。
昔、楽器設計をやっていた頃には設計した記憶はなく、ユニットを発注しようと思って調べていたら、手持ちに部品があったので、それではこれでまず設計しようとはじめて、結構音になりはじめました。
ドライブ回路は以前から(というか30年まえから)考えていて使いたい回路があって、あとは原理は知っていったので、ギター用としてまとめましたが、少し大きめのレベルで入るとスプリングぽい音して心地良い、たたけば爆音、アナログ的な暖かいサウンドです。
ユニットは比較的小型でなんちゃってでもある感じもしますが、こうしたものも原理の周知と経験、そして何より実際にやってみると学ぶところが多い、最近のように分析手段がいろいろあると得るものが多いです。
今週はイベントが3つ有り、さらに月刊新刊のリリースがあったのですが、新連載も掲載されたので、何とか原稿を仕上げようと土曜休出?、日曜朝10時に何とか追加試作実験も終わりました。
フォトカプラの特性を測っていると妻には虫に見えるらしく・・
さてやっているのは今の連載の何回か続く歪系のさらに先のコンプレッサで、FET、TR、フォトカプラ、TOA(3種)の各お馴染みの回路と、応用として2バンドではありますがマルチバンドのコンプまで試作実験を行いました。回路は昨年書いていましたが先月の半ばからでしたが、デバイスの試験や基本回路の追実験、デバイスごとの変化特性や歪率やスペクトル比較などまで。昔いじって、仕事でも少しやったところで終わっていたので、今回は自分でも良い整理になったと思います。
今月は1巻で「把握と選択」。制作はなかなかの難関で、先月刊の予定で作っていたものです。先月リリース直前に止めて、今月半分以上を追加収録、先月部分の2/3の画面操作を録り直して差し替えることになりました。もともと、これまで出したDVDの中で、切り口からご使用の方に届きにくい部分を再発掘しようとしたものでした。昨年刊のDV-7の全てに総索引を付けて、逆引きしていただく試みをしたのですが完全ではありません。先月作ってその理由が解ったのですが、同じことでもやり方がいくつか有り、確かに同じことであったり、目的別であったりすることで単純な逆引き式では本当選んだものが正しいか最適かという課題があります。編集シーンではそこからいくつもの道に分かれて行くところもありますがはたしてどの道を選ぶべきか。そのためにはその後や全体の把握が出来、どういう位置関係、ルートになっているか、そうした「俯瞰」ができるかで選択ができる・・というものです。
沢山の経験で自然とそんな把握も身に付くものなのでしょうが、知らずに理由なくたまたま1つの道を選んでいる場合もあって、あるとき疑問や袋小路にはまり動けなくなる・・ということもあります。応用活用が出来なかったりもあるかもしれません。
プログラムの起動や素材の取り込み、編集の方法、効果の選択など、編集で出会う12のシーンでの各選択のための把握地図を紹介し具体操作とすでに制作ずみのDVDでの詳細を紹介しました。
たとえば、DV-7お得意な子画面表現でさえ、ピクチャインピクチャだけでなく機能効果の使い方で大きくわけても5とおりの方法があり、それぞれに異なる優位な点があります。
把握が出来、最適な選択ができるとともに、日頃からやっていることも確実安心して出来、トラブル回避や活用や新たな活用にも強くなる、DV-7操作の集大成ともいえる1巻です。
ということで昨日より発送しております。
妻の小学校時代、担任の先生から貰った年賀状が出て来て、調べたところ近くにいらっしゃることが解り、訪問しました。
50年近くぶりで先生もご高齢、さすがに覚えていないご様子でした。先生のお話もお聞きしましたが妻がお世話になった頃ではなくどうもそれ以前のことのようでしたでした。
「海ゆかば」を作曲した方が先生の歌詞に曲を付けてくれ、幼稚園の園歌ができた話。そしてある小学校で6年生と作った歌詞にやはり曲をつけてくれて小学校の校歌になった話。両方とも先生は歌を歌ってくださいました。
帰宅して先生からお聞きした話からネット検索してみました。作曲者はすぐ解り、確かに校歌なども1000曲は作曲されているとありました。2つ目の話は学校が解り、学校のサイトの校歌の由来にまさにこの話があって、校歌も掲載されていてその名前時期から先生のお父様の話である事が解りました。幼稚園の園歌は掲載されていませんでしたが、その幼稚園の沿革からこの小学校が移転した後に幼稚園が作られその創設者は先生のお父様であることが解りおそらく先生が学生時代に作詞されたのかもしれません。
あらためてネットのあちこちには個人の記憶をつなぐ色々が残っていることもあることを知りましたが、一方で消えて行く記録もあって、個人の記憶を伝えて行く意味を感じた訪問でもありました。
まず月刊DV-7研究は30号ということで、疑問質問大特集。EC-1は必要なのから始まり、フリーソフトまで10項目ほど。4K撮影編集もご質問にお答えしています。ただいま制作中。
合わせて新刊もやっています。先月リリースを断念したものの続きをやっています。先月制作途中で問題を見つけ、残り時間がなく止まっていたものですが、問題をすっかり忘れていました。ということで編集がほとんど進んで先が見えたところ、画面収録がやり直しになり編集内容をそのまま実演して挿し替え素材はすっかり入れ替えになりました。
1カ月たってまとめ方も変わって12テーマの把握と選択になりました。ということで新刊はこれ1本、動画入門はもう1カ月練ることにしました。月刊は45分。チェック、リリース発送作業となります。
体験1回と継続のコース
すでに鉄道ジオラマ(レイアウト)の製作講座は多いようですが、今回はジオラマ自体を楽しむというものです。ジオラマ製作は鉄道模型だけでなく、各種プラモデルやドールハウスなど広くあるのですが、ここでは各分野で応用活用して頂ける基本から楽しみ方や考え方までをご紹介するものです。
ミニレイアウトを作ろう!なんて方が専門分野的にも向いていて沢山集まる感じもしますが。
今回は「渋谷を作る」というサブテーマがあって懐かしい風景を親しみ楽しみながら知識テクニックを付けて参ります。
今月は体験で、「春の小川」、小学唱歌は昔渋谷の風景から生まれたもの。ジオラマで一番質問の多い、草や木そして川のある風景を作ります。
身につけて
ED70は思い出深い機関車で、もう50年以上前、小学5年で鉄道模型を始めた時に父に買って貰ったのがカツミのED70の塗装済みキットでした。当時の組立説明書は残ってませんが、文章が数行あって、幼い自分には難しかったことを思い出します。模型の半田付もはじめてでしたので大変でした。当時のこの実際の機関車については知識もほとんどありませんでした。知ったのは購入後のことです。当時入門で買った誠文堂新光社のHO車輛とレイアウトの設計と工作を今見るとED70の組立なのですが、確かED71であった記憶もあります。版によって違うのでしょう。
TomixがNゲージで初期70年代にED70を出していました。その1990年代に自作し、2000年代にワールド工芸からキットが発売されそれを組立、10年くらい前にはマイクロエース完成品が発売されていました、そしてKATOから発売。以前は各社発売はよほどの人気機種で、メーカーでの線引きに似たようなものがあった時代もあります。未発売のアイテムの多い時代は何も競合するよりは他社のやっていないものをということだったのでしょう。発売が少なかった頃は購買率も高かったのか、後から発売してもなかなか売れないということもあったのでしょうか。以前入門者に多い質問は線路と車輛でメーカーが変わっても走るか・・・というのもありましたが、最近は車輛しか出さないメーカーもあり、どうしても線路メーカーにこだわる方もないと思います。
しかし、各社での製品表現、製品化レベルや考え方は違うことや、発売後のメーカー、市場在庫はほとんどない上、メーカーの再販売サイクルが長くなさそうしくは無いに等しいこと、販売数もそう多くないことが一番の原因でしょうが、他社の製品化に関係なく発売しても、良質の製品であれば 過去製品化アイテムも売れる・・・メーカー間の差は小さくなったという方もいますが一時期の製品化ラッシュ時代の過去製品と比べると差は大きいように思います。今から20年くらい前、非製品化アイテムの製品化が急に進んだ時代は製品の善し悪しに関わらず売れた時代からずっとKATOは堅実まじめに製品化をやっていて、今回のED70の発売も嬉しく思っている自分です。
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