KATO ED70
ED70は思い出深い機関車で、もう50年以上前、小学5年で鉄道模型を始めた時に父に買って貰ったのがカツミのED70の塗装済みキットでした。当時の組立説明書は残ってませんが、文章が数行あって、幼い自分には難しかったことを思い出します。模型の半田付もはじめてでしたので大変でした。当時のこの実際の機関車については知識もほとんどありませんでした。知ったのは購入後のことです。当時入門で買った誠文堂新光社のHO車輛とレイアウトの設計と工作を今見るとED70の組立なのですが、確かED71であった記憶もあります。版によって違うのでしょう。
TomixがNゲージで初期70年代にED70を出していました。その1990年代に自作し、2000年代にワールド工芸からキットが発売されそれを組立、10年くらい前にはマイクロエース完成品が発売されていました、そしてKATOから発売。以前は各社発売はよほどの人気機種で、メーカーでの線引きに似たようなものがあった時代もあります。未発売のアイテムの多い時代は何も競合するよりは他社のやっていないものをということだったのでしょう。発売が少なかった頃は購買率も高かったのか、後から発売してもなかなか売れないということもあったのでしょうか。以前入門者に多い質問は線路と車輛でメーカーが変わっても走るか・・・というのもありましたが、最近は車輛しか出さないメーカーもあり、どうしても線路メーカーにこだわる方もないと思います。
しかし、各社での製品表現、製品化レベルや考え方は違うことや、発売後のメーカー、市場在庫はほとんどない上、メーカーの再販売サイクルが長くなさそうしくは無いに等しいこと、販売数もそう多くないことが一番の原因でしょうが、他社の製品化に関係なく発売しても、良質の製品であれば 過去製品化アイテムも売れる・・・メーカー間の差は小さくなったという方もいますが一時期の製品化ラッシュ時代の過去製品と比べると差は大きいように思います。今から20年くらい前、非製品化アイテムの製品化が急に進んだ時代は製品の善し悪しに関わらず売れた時代からずっとKATOは堅実まじめに製品化をやっていて、今回のED70の発売も嬉しく思っている自分です。
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