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日程を伸ばし気になっていたところを再測定しました。
代表2機種の性能差を調べ、だたい思っていたところに一致しました。
ワウに使えそうなインダクタや、製品で使っているインダクタを入手して、測定試聴してみました。ということで日程1週間以上延び。
ただ、以前からおかしいと思っていたところに読み違いを見つけたことは重要なところ、いろいろ考えてましたがやはりやるべきところは研究、勉強なのでしょう。
そんな訳で原稿関係が途中になっていますが、間に過去製作からモジュラーシンセの見直しも入り、先週の母の自宅訪問の余波もあったり、妻のサポートをしたりで今週いっぱい、そうか6月も終わる・・・というところです。
思いのほか高い山、ワウです。
2015年7月から始まり、本年1月まで区切っても200頁、25以上の楽器エフェクタを作った訳で、ひと段落して今の視点で見直しを本日から行っています。
ご覧のように・・・
誌面スペースで掲載できなかったデータもかなりあり、ここまでやってみると説明の仕方もあったりします。この2カ月ほど、見直しして行きたいと思います。まず特集で作ったモジューラシンセあたりから。
このシンセ、今では自分でも信じられませんが、設計製作は2週間ほどでした。しかし逆にシンプルにまとまったのかもしれません。
最初の1年半、自作全盛のころからしばらく時間があいていたのでまずは紹介という感じも強く、4月から始まった続編のギターエフェクタと違い総括的ではないので1アイテムでの試作数はそう多くないのが特長、それだけに選択しての記事であったと思います。これは特に特集のように時間制限も厳しかったことが一番あります。逆に今のギターエフェクタは可能な限り多くの実現方法を紹介しています(オーバードライブは試作したものの何分の一という記事でしたが)
少し前まで、睡眠時間には個人差があって、量より質と言っていたはずの放送が、一変して時間の確保がまず大切と言っています。睡眠時間を多く取ることは過去通念からは当たり前過ぎるくらいで、今更な感じですが。これでまた眠れない・・という苦労をお持ちの方にはストレスがまた増えるのかもしれません。
睡眠時間の絶対的な不足を負債と言っていることを知りましたが昔から言う8時間(ちょっと前なら神話)が果たして絶対なのか
睡眠時間の長短はそれだけでなく生活そのものパターン行動や考え方が違っていて、短い方ではいろいろな点で他にも心身ともに不健康な部分もあることもあるのかもしれませんから単純な統計ではない・・・もちろん素人がこう思うのですから、専門家はそれ以外の条件排除での結果実験を言っているのでしょうが。
個人的思いとしては、しかし睡眠を少しでも増やせば、いろいろ点で変わりそうな感じもあり、万年睡眠不足者には魅惑的な話でもあります。
思うのは朝型、夜型もありますが、効率面ではタイミングもあって、単純な量だけでない影響はある感じもする・・と思いながら、
今年のお約束はその日のうちに寝るで
早朝より、朝まで締切の原稿チェックを行っております。
簡易版を加え原稿をまとめようと思っていたところ、アイデアが浮かび、もう1アイテムを加え試作することになりました。そんなことをしていたら来月の原稿チェックが入って来ました。まず速報を出した後、早々就寝して、詳細チェックは明朝にすることにしました。
3月半ばに入れた原稿の前半ですが読みはじめてつい最近ながらずいぶん昔に書いた感じもしますが3カ月前です。この回は原理についてそれまでに比べ詳しく書いたのですが、読んでみると時間をかけただけのまとめになっている感じがします。
先月掲載のオーバードライブの試作に引き続き(大量に作りましたが掲載は少なかったですが)回路数も多かったところで、この後空間系・モジュレーションと大物が入ったこともずいぶん昔に感ずるのでしょう。
DV-7関係の解説ビデオの仕上げ、そしてジオラマ製作も有って、かなり昔に感ずるのかと思います。
このところの大量試作で足りない部品も出てきた感じがします。
右は当時から持っていたもの。でも確か2代目でこの2年前に出た本はどこに行ったのか・・・
今回の入手した左側の最終版。ご存じの方もあると思いますがこれがパートの入れ替えもあって結構内容が違っています。
どうもこのシリーズは4バージョンあったようで、
カバーするには複数持つのが正解のように思います。
日曜日の午後、浜松ということもあって、残念ながら出席させていただくことができませんでしたが、沢山の先輩やかつての同僚たちにも会える機会でもありました。
その後届く情報では梯さんの手がけた楽器や思い出の写真数々など、メモリアルの名にふさわしい手作り感のある心のこもった素晴らしい会で、亡くなる直前まで映像編集されていたということで、愛機DV-7HDでは最後の編集プロジェクトが開かれタイムラインを表示した展示も有り、最後までお仕事をされていたようです。
(梯さんの愛機と最後まで編集されていたタイムライン)
梯さん創業のローランドでの自分の在籍は25年ほどでしたが、入って少したってまだ参入していなかった映像製品の開発を命じられ、その後そのプロモーションと退職までの仕事となりました。当時異業種の技術であった映像製品を出すまでの水面下の苦労は今思うと混沌としたものがありましたが、当時立ちあがったデスクトップミュージック(DTM)と関係づけたDTV(デスクトップビデオ)とすることで突破口ができました。それが1994年のビデオくんというローランドでの映像製品の第一号で、自分の開発リーダー製品としても思い出深い製品です。今月梯さんの遺した製品特集が雑誌で堂々70頁されていて、映像製品が紹介されていますが、源流となったこの製品がなぜか掲載されていません。
楽器音楽専門の出版社さんなの仕方のないところですが、ローランドの映像ミキサーやコンバータなどの製品の源流ともなった製品です。
楽器や映像いくつもの製品企画や製品のパネル案などを沢山書いて説明して梯さんにダメだしをされたことも今となっては良い思い出です。
そして映像編集製品開発は梯さんの旅立ちとともに去って行きました。
直接の業務ではなく、時間外のことでしたが、関連会社の模型切削や音源などでも梯さんから声かけして貰い関われたことは趣味が活かす貴重な機会でもありました。
梯さんをお送りしても、残された製品やそのご愛用者がおられて
どうも自分には簡単にはお別れはできないようです。
現在でも雑誌執筆を通じて電子楽器の試作開発を日々行っていますし
自分なりの新たな楽器とDV-7のサポートの中で梯さんの偉業への感謝と追悼をして行こうと思います。
などと思っているうちにしばらくブログ更新が止まっておりました。
以下 御参考
上表 静岡新聞から、記事参考以下リンク
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20170609/CK2017060902000098.html
産経学園のリンクが変わっていましたので、自分のサイトに作りました。
http://mtomisan.my.coocan.jp/newpage40.html
鉄道模型だけでなく、プラモデルやドールハウス、ジオラマそのものでも楽しんで作っていただけるような講座です。初心者歓迎。
詳しくは吉祥寺産経学園までお電話でお問い合わせください。
0422-40-2261
こちらが産経学園での新しい紹介ページです。
https://www.sankeigakuen.co.jp/search/detail.php?SC=18&CC=79490&OS=18
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