300Bシングル真空管アンプキットTU-8600 発売
エレキットのメルマガでちょっと気になる新製品のお知らせが来ました。今月半ば過ぎの発売です。
このところだいたい1年に1回のペースが若干早くなっている感じもしています。今回は従来路線のシングルアンプです。真空管の王様とも言える300Bです。しかし、この出力管は付属にしないという、これまでのエレキットとは違う路線です。これまではキット屋さんなど販売店で、真空管なし、真空管別買い・選択でのキット販売でした。今回はメーカーとして付属させないもので、ユーザーは何かしら300Bを持っているはず・・・ということのようです。
確かにそう安い真空管でもないので、好みの300Bを合わせて無駄のないようにという配慮らしいのです。アンプキットの価格は10万円以上なので、新規に真空管まで買う方はかなりの金額になります。
エレキットの中で300Bのアンプはいくつかありますが、自分も現用のTU-8300もそれで、マイナーチェンジもしながら時々販売のある、KT-88も挿し替えられるアンプです。これに比べると300B専用であることが今回の新製品の特色。
ヘッドホン端子付きは最近の傾向です。おそらくTU-8300(R)をお使いの方が気になるところでしょう。TU-8300をKT-88などビーム管・5極管差し替え機として専用化し、300B専用にTU-8600を買う・・・ということになるかどうか・・・どうでしょうか。
雑音出力はTU-8300の1/10という気になるところもあります。メーカーの言ではトランスや電源回路の改良とあります。ただ発表の仕様からはNFも増えているようで、これが音質に与えるものはどうか、当然特性はよくなるのだけれど・・・というのがあります。
TU-8300などの実情報はこちらにまとめてあります。
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