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2018年2月18日 (日)

ステレオリスニングテクニック'68

休日に蔵書を整理しています。オーディオの歴史の中にはいろいろなトピックスが有り、時代変化がある訳ですが、雑誌や書籍にはその記録が残っています。それをさかのぼるのは膨大でありきたりなので、違った見方をすると面白いと思います。現代のオーディオと照らし合わすと面白い、参考になる、興味深いという年代というのがあると思います。

1つは1968年前後。時代は真空管~ソリッドステート(石:トランジスタ)へということでメーカーのアンプが変わった頃です。当時はアンプやスピーカーは自作というのは結構あったのですが、素人が作るのはトランジスタアンプではなく真空管アンプの時代でした。一方でメーカーはトランジスタ化に積極的でした。ということで球石混在の時代のオーディオでした。自分もこの頃、オーディオに入門。中学2年でした。

Img_0584_2

今時代は全く違いますが、やはり混在で高級オーディオでは真空管は大きな位置を占めていますし、廉価のものもあり、自作やキットにも真空管アンプがあります、

不思議ですが丁度50年、当時を知らない方々も見るだけで体験できるタイムカプセル。今の時代の見え方も少し変わってくるかもしれません。

掲載のこの本は無線と実験の増刊です。この本の自作はホーン型スピーカーで、設計や製作が出ています。こちらのほうは照らし合わすとずいぶん違いますが、当時の真空管アンプは能率の良いホーン型スピーカーと相性が良かったこともあります。コーン型と比べると出て来る音が違っていたこともありますが、大型ホーンは視覚的にも魅力がありました。

たぶんこの分野の話ではこの後の雑誌でも今参考になるものは少なく、今の時代を楽しみ考えるにはまたとない材料と思います。書き始めるときりがありません。とにかく工房のスペースがなくオークションに出すことにしました。当時のパーツ、著名スピーカーの構造寸法、著名アンプの回路と貴重なデータが掲載されています。

1968年前後では季刊・月刊のステレオ芸術も処分中です。

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