レイアウト製作~地形表面材料
1960年代前半まで山などの地形は大型の施設のレイアウトで使われた金網+石膏という工法が多かったと思います。1960年代の後半、月刊「鉄道模型趣味」で紹介されたハードシェル工法では帯状のボール紙の地形に建築用のしっくいやプラスターのような材料をペーパータオルにしみこませてたものを乗せ固めるものでした。おそらく今のレイアウト製作ではこの方法の流れも多いと思います。1980年代以降になると模型メーカーから地形用として専用の材料も発売され一般的になったと思います。
自分の経験では移動型では破損や重量がやや重いこと、プラスターにもよりますが加工しやすい時間の幅などから、大型でなく部分的な地形であれば、今回のように発泡系の材料の芯を入れて表面は紙粘土で仕上げることも個人的には多くなってきました。
プラスターに比べると繊維質であり、特にかたまりかけに水分をいれてもどした紙粘土はダマがあります。これによりプラスターで必要であった表面粗しはまず不要です。
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