実家から持ち帰りの品研究~顕微鏡セット
持ち帰ってみると足りないものが多く、先日の画像を見ても空きスペースばかりで何が入っていたのか・・・と思いつつバラバラになりそうな外箱をまず直しましたが、経年の変化で接着剤は効かなくなって剥がれたところを厳重に補修するところからはじめました。その固着するまでカタログを捜してみたところ、在りし日の姿が浮かんできました。
試薬は使ってしまったものが多かったのでしょう。しかし瓶は残るはずでそれがないのはどうしたものなのか。ガラスの器具類は破損してしまったのでしょう。プレパラートの入った箱のデザインは思い出深く近年見かけた気もしてきました。そう思い出すと染色剤は別のところで見た気もします。こうしたパーツは別のところへ行くとそれなりの機能を果たしてしまい、当初の目的も所在も希薄となると改めて気付く訳で、それら周辺が見えない今日にどうしてそうなったのか・・・発掘されたところ別であるとまた違った考証がされるものです。
完成型を見るとあらためて全体が見え、相当の発掘や捜査の必要性を感じつつ、明らかに破損したものは補修、無くなったものは代用や入手を考え、機能せずとも外観だけでも当時の姿を再現すべく、代わりそうなパーツを発注しました。
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