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2018年9月14日 (金)

実家から持ち帰ったもの~生録本

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1960年代後半から人気の出たテープオーディオ。1970年代に入るとカセット機器の性能も上がり、製品バラエティーも上がり可搬性を活かしたデンスケも登場しました。テープの利用には当時人気の出てきたFM放送のエアチェックはもちろん、音楽演奏の録音、野外録音などいわゆる生録ブームが巻き起こります。時代は猛烈からビューティフルへ。公害の都会から自然への回帰の時代背景もあったのかもしれません。自然だけでなくSLの廃止など残したい音源も沢山ありました。様々な音を残すにはノウハウも必要。それだけに、いろいろな雑誌・書籍も刊行されました。ダビング編集では音質劣化がありましたからオープンテープでは直接テープを切り繋ぐ編集も有り、当然その実際も掲載されています。そしてテープゆえの音加工や擬音・効果音づくりもこのころ身につけたものでした。今思うと演奏会の録音や自然界の録音・テープベースのサウンド創りなど、この頃の体感は音響全般に幅広く生きています。

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