学研の電子ブロック研究
構成や起源は、すでに「電子ブロックのひみつ」という本があってそこで詳しく紹介解析されています。自分が調べているのは純粋に採用された回路です。様々なアイテムがトランジスタ2個で実現されています。配線の工夫はブロックの余った面にもリードが引き回しされていて本来の機能部品以外のリードとして利用される・・・など知られているところです。掲載されている回路図の表記は同じような回路でも描き方を変え、印象をかなり違うものにしています。等価的にはほぼ変わらない回路もあります。回路よりは機能の実現で、より多く見えるように配慮した感じがあります。調べると「電子玩具・電子教材として1990年にはブレッドボードに置き換わった・・・」とするものがありますが、ポピュラーなEXシリーズに限れば個人的には違和感があります。電子ブロックはやはりパズル的なものでブレッドボードとは目的も構成も違うものでしょう。ブレッドボードのように整然自由に目的回路を組めるものではなく新回路を組むにはまさにブロックのパズルです。自分は学研では姉妹品の初代、2代目のマイキットで育った派で、電子ブロックはまた性格の違うものだと思います。
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