実用オーディオ真空管ガイド
すでに1年半前に刊行されており、書評を見ると批判的なものも多かっためかこれまで購入してませんでした。手にして見ると各種コメントに判るところも有り、一方筆者の方々が意図したものも見えてきます。1管1/2~2頁、筆者の方も複数、などいろいろ課題はあります。近年真空管の詳細データはネットで入手できるので、ここでは使い方のヒントや実際に使っての注意点や誤り易いところなど限られたスペースで紹介しています。読み解いて球を使うにはある程度の熟練度は必要でしょう。オーディオ代表管から無線用などの球のオーディオ利用まであり、頭の隅においておいても良いし、気になる球を調べても良いし、理解の足りないところ勉強する・・・本って昔はそうだったと思うのですが、今は何でも判るように掲載していないと・・・という時代なのでしょうか。読むと過去の苦労や失敗に心当たりの事象が記載されるなど自分にはもっと早く買って良かった本でした。
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