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昔書いた記事がコピーですが出てきました。書いたのは1980年頃でした。エフェクターはギター用の小型のものをメーカー回路を参考に作っていたのが1975年頃でした。その中でBBDのエフェクタも作りましたが、1977年大学の卒論がBBDを使ったピッチシフターで幸いにも1年間研究することができました。記事はそのあたりから出てきたものでラックマウント規模にまとめたものでした。この記事の後、電子楽器メーカーに転職、メーカーでの設計を知りました。同じBBDでもポータブル・キーボード設計での開発ではローコスト化・省部品化を、電子オルガンのそれでは逆に大型システム化を勉強するところとなりました。電子オルガンもポリフォニックシンセ・マルチエフェクターベースのものを設計製品化した後で部門廃業となり同時開発していたポリフォニックシンセも夢と消えました。ただ小さい部署で音源ツールから音色作りを製品化までさせて貰えたのは幸いだったと思います。
当時のものを聴いてみた。深町純さんは、井上陽水の1stアルバム(1972)からキーボードで参加、2ndの「夜のバス」では編曲・シンセサイザーで大きな力を感じました。そしてこのアルバム、行方洋一氏のレコーディングで当時の技術の粋を集めた1枚。16トラックの76cm/sのマルチで録音、カッティングは半分の速度で行ったというものです。70年代半ばの音楽が多様化する、クロスオーバーと言われ始める頃、著名なスタジオミュージシャンも交じえての演奏です。16トラックの内訳も書かれていますが、フェーザーやトーキングモジュレータなども積極的な音造りも楽しませてくれます。個人的にシンセやエフェクタの研究に打ち込んだのもこのアルバムの影響があったと思います。
小学館のサイトに協力、掲載されました。週刊「ポスト」のネットニュースでもある「NEWSセブンポスト」のライフのページ。自前の当時の学習帳を提供させていただきました。転校したおかげで1962年は長野版と東京版が手元にありますが長野版が目にとまったようで詳細はこちら
自分サイトでも夏休みの学習帳の研究を掲載しています。
思い出深い本です。はじめてこの本の表紙を見たのは学校の図書館で1968年のことだったと思います。借りようとしましたがいつも貸し出し中でした。その後、進学しても学校の図書館に蔵書がありました。勉強すると内容が少しづつ分かってきて、先人たちの苦労をまとめた本だと思いました。1970年半ば個人で製作研究を始めるとそれをさらに認識しました。転職して電子楽器技術者になって入った会社では資料庫の蔵書でしたが、3つ目の会社の重役さんに、この本の著者が5名もいらっしゃいました。数年前退職して再度読みたく個人研究用に入手しました。1960年代のエレキギター・アンプの回路が 49種掲載され、解説されています。この本には増刷が有り、表紙が2種類あったことを「伝説のハンドメイドアナログシンセサイザー」の著者、山下春生さんから以前ご連絡をいただき知りました。確かに誠文堂新光社の別冊には増刷再版は多く、両方を見かけていたことになります。この表紙の本には単色グラビアが有り、ヤマハ、テスコ、エース電子などの広告が入っています。
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