学校で習った電子回路
中学の技術家庭科の教科書が出てきました。1969年のもの。ラジオはまだ真空管式 で、一応写真や図ではMT管、回路図にはカッコでST管の名前が書かれています。当時の初心者向けのラジオ雑誌ではほとんどがトランジスタでしたから丁度移行期だったのでしょう。その前年、オーディオ界ではトランジスタ移行(ソリッドステート宣言)が出て、製品としては真空管式は少数派でした。この翌年には『電波技術』ではOPアンプを使ったプリアンプ製作記事が出ていましたが、4年後入った大学の電子回路実験では真空管もまだ健在でした。卒業前のゼミではマイコンのボードを手組していたことを思うとまさに過渡期で、今思うとそれらが動作原理から体験で学べたことは貴重な経験だったと思います。
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