« 2022年7月 | トップページ | 2022年9月 »
60年代夏休み特集にページを追加しました。最近入手した1964年の学研のふろく冊子内容を参考掲載しました。当時の思い出も盛り込んでいます。書いていますが自由研究は60年代後半の中学で、小学校は工作であったと思います。
鉄道模型趣味と言う雑誌は太平洋戦争の終わった2年後に創刊、当時はまだ食料事情も悪かったでしょうし、紙の調達さえ大変だったことと思います。その雑誌が75年続いたことは鉄道模型の魅力と雑誌を支える読者がいてのことと思います。平和を待って生まれた雑誌がここまできたのも、趣味ができる平和が続いたこともあって、この8月だからこそそんなことを感じます。
昨年の60周年での収穫は、この無料楽譜の起源が明確になったことです。NHKの隔月テキストにも掲載されましたが、1961年12月に発行された無料楽譜が冊子形式では最初で、その経緯も初代番組制作者後藤田純生氏の遺品資料から見つかりました。
昨年の60周年と近年の調査結果を反映すべく、見直し修正をやっています。このところの研究成果で変わった部分も結構あります。それをまとめるページも作成しました。
2021年はNHKの番組「みんなのうた」が始まって60年ということでいくつかの特別番組がありました。50周年に先立ち始まった失われた「みんなのうた」発掘の総決算もありました。1960年代に関してはほとんどが音源発見で、NHKラジオ第二放送で発掘音源が放送されました。そのあたりをNHKのデータベースなどからまとめたページを作成しました。2022年3月末で放送は終わったと思っていましたが、最近また放送されています。
以前より気になっていたところ、ブログでのご質問など。久々に時間が出来たので内部を開け、配線を点検、半田補修、検証実験や測定を行いました。
過電流検出は片電源用OPアンプを使い、0Vから扱い、コンパレータはヒテシリシスを掛けて電源再投入リセットが必要な設計。検出抵抗間の電圧を見て0.7Vを越えたりで動作。自動バイアス回路はカソード電流を検出しながらも固定値を得るものではなく、電流が流れるほどバイアス電圧が深くなる設計で、どこでバランスするかは真空管の特性次第。検出抵抗を加減して可変する方法もありますが、バイアスの可変幅や位置を変える方が応用は広いと思います。6V6を挿すなら、バイアスの中心をやや負側に下げて、電流を減らす、グリッドに負電圧を足してやって規格内の動作にする方法もあると思います。TU-8200で難しいのは電源電圧が挿す出力管で変化することがあります。基準電圧はダイオードで固定されていますが、OPアンプの出力飽和電圧などは変化するので、検出電圧は変わります。
最近のコメント