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1967年10月30日、中学一年でした。その日の朝は曇りで雲が垂れ込めていた記憶があります。国葬で午後から学校が休みとなりましたが、今調べると火曜で、中途半端な時間を過ごしたと思い起こします。小学校時代仲の良かったO君らは仲間であつまって麻雀をし、国葬ならぬ国士無双だと言っていた・・・詰らない思い出です。さて吉田茂氏は自分の生まれた年に辞職しており政権を体感していませんが、戦中から特に戦後の平和条約に関わったと当時認識していました。麻雀のO君ですが、今年7月はじめに亡くなっていたことを先月知りました。偶然ですが享年は安倍氏と同じです。自分自身、今回国葬や偉業のイメージは大きく変わりました。(画像は55年前の生徒手帳)
結果1位は東京オリンピック、それも1964年のもの。2020(2021年)との両方を見た自分にも複雑な思いますがあります。朝日新聞の休日版で連載の今こそ見たいシリーズ、このブログでも話題に何度もしております。が、今回が最後ということです。その最後に相応しいのかどうか。
1968年、中学2年で作った真空管式「トレモロ」が出てきました。これが沢山作ってきたエフェクターの1号機です。丁度世はエレキブームで、作りました。雑誌の別冊の見様見真似ですが、シャーシなど部品は当時作った真空管式ワイヤレスアンプの流用で穴だらけ、いろいろ工夫してます。当時完成して試奏時にスピーカーのコーン紙がフラフラ動くのには驚きました。原理は大学に進んで、真空管のバイアスや移相発信の原理を学んで理解しました。あれから半世紀、公私ともに数えきれないエフェクターを作りましたが、ここが原点であったことは間違いありません。
内部配線。オイルコン、チタコン、L型抵抗(土管型)は中学生時代のもの。電解コンやP形抵抗、金被抵抗は大学時代に手を加えたものか。雑誌記事オリジナルは半波整流で、ブリッジ整流に設計変更し、トランスの巻き線電圧も変えているのは技術的にそのあたりを理解していた模様。未熟な半田・実装が懐かしい。
9月7日はCMソングの日。1951年、コニカのCMのラジオ放送かららしいです。1950年代後半のラジオ、テレビCMソングの開花は1960年代と思いますが、子供たちが普通に歌った数々のCMは、親たちにはどう映ったのか、「みんなのうた」が立ち上がって行くときにも話題に出てきます。作ったサイトのページは60年代で作成っはかなり前のものですが懐かしいコマーシャルが並んでいます。
夏休みには間に合いませんでしたが。カッパコミックス「鉄腕アトム」は毎月出ていたB5判、20冊を越えたところの夏休みに臨時増刊ということで出たのがこの号でした。臨時増刊はこの号を含め2巻。テレビでも放送された時期で、毎月当時人気のシールがふろくで付きました。それから50年以上がたち、普通の号はオークションなどで手に入りますがこの臨時増刊は意外に出会いません。約100頁のうち全体の3/4はアトムの漫画ではなく、「ロボットの科学」という古今東西のロボットの歴史や原理など。不人気だったのか、逆に一読ではなく手元に残ったのか。
9月に入って、夏休みの宿題提出は遅れてしまいました。この夏入手した、1964年少年マガジンの夏休みデラックス特大号をもとにページ作成しました。丁度東京オリンピックの開催、新幹線開業を控えた事を意識した誌面構成であったことが判ります。それでも宿題の期限は迫る、8月最終週の号であったと思います。
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