絵本の世界
1950年代末、1960年代の初めの絵本を見ると、当時の雑誌のカラー写真巻頭ページにとはまた違った独特の童話の世界のような絵を見ることができます。特に街の様子を描いた絵はジオラマの世界を見るようで引き込まれるような感じがあります。この絵本は後年入手したもので1950年代後半の小学館のものと思います。思いますというのも表紙・裏表紙がないのです。画調と絵の中アドバルーンがヒントになりました。以前「くいずえほん」というのを知って、設問に従って絵を読み取る、この本も通して同様です。文字は細く小さいので大人が読んで子供が答える形式、1960年頃までは親が子供の相手が出来た時代でした。見える乗物の名前と、信号機での歩行方向を答えるものです。
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