ボイスチェンジャ
偶然でしたがオークションにレコードを見つけました。昔、日立/コロンビアにそんな製品があってそのためのサンプルレコード、そんなものがあったことを今になって知りました。このレコードに装置の売りも出ています。当時としてはまるで魔法の装置。今なら歌手を変えてしまうアプリなのでしょうが、当時は既成のレコードから歌手の声を抜き、自分で歌って挿し替える、つまりカラオケソース生成装置だったのです。説明にはどこにもカラオケの文字もなく、まだカラオケという言葉も一般的でなかった時代、収録曲でもそんな時期と思います。FM放送番組のサウンドインナウで歌手の声抜きのマイナスワンを録音していた頃、当時高校生であった自分は電子製作はできてもまだ設計は出来ないので、オーディオのチャンネルフィルターで中音を抜けば、などと試作をしていました。キャンセル原理は位相差で、センターボーカルを抜くのが正解で我流は失敗でしたが、オーディオ電子技術力は延ばすことができました。このレコードを解析しましたが特別なしかけ特にないセンターボーカルのレコード、ありがちなボーカル残響が残ります。編集機DV-7HDで取り込んで解析、R-mixでカラオケを作ってみました。ボーカルキャンセルの原理が解って、回路設計自作機器を作ったのは1970年代末でした。
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