以前から行こうと思って、地震や台風などで8月は行けず今日になってしまいました。前回玄関などの草を刈ったのですが、日当たりの良い場所はかなりのびてしまい、またやり直すことになりました。居間の縁側のところまで草が茂ってきたのでまず庭はここの草を刈りました。幸いエアコンが動いてくれているので涼むことができます。父母が大切にしていた書類を確認してみました。大半は今となってはというものばかりですが、土地の分譲資料は新聞広告やカタログも有り、高校生の頃見たものです。初めて見たのは父の辞令で、支店の転勤のものでした。私のものも有り、大学生時代1977年に受賞した録音コンテストのものもありました。この時の録音アイデアは自作のシンセに合わせ、4チャンネルのデコーダーの移相にGEQ通し3ヘッドのテープデッキ録音でディレイ・ループを掛けて発振させてたりして曲を作るもので、曲の入ったレコードを頂きました。バイノーラル化するには今流行りの「空気録音」を当時した訳で、当然音場そのものが録音されました。
園まりのデビューからメジャーヒットの出る前までの1962~1964年のシングルを集めたCDを入手。27曲を収め大半が洋楽ポップスのカバー曲です。そのため聴き馴染みの曲も多いです。その中に「燃える太陽」1963年という曲は自分が高校生の時聞いたエンゲルベルト・フンパーディンクの「太陽はもえているか」1970年の旋律そのものに驚きました。CDのブックレットによればロス・マルチェロス・フェリアルの「太陽はもえている」(1962年イタリア語)のカバーでネットでさらに調べたらロス・エルマノス・リグアル(1957年スペイン語)がある、ネット動画で観ることができました。懐かしい曲のオリジナルをさかのぼることも便利な時代になったと思います。
本日は8月8日ということで、ヒップホップ・カルチャーに影響を与えたリズムマシン「TR-808」をお祝いする #808day です。このリズムマシンを開発した菊本忠男さんは昨年から今年にかけNHKのTVに複数回出てTR-808の話をしています。私は10年ほど菊本さんの直属の部下で製品や開発をまとめたこともあって昨年上京された際に食事の誘われ、懐かしい話をしました。技術者にとっては偉業と思いますが誇ることもないのが菊本さんらしいです。作ったものをミュージシャンが使って現在があるということなのでしょう。ただそうしたものを作ったからこそなのですが。TR808の音を出す仕組みは楽器的なのです。アナロ グ時代の楽器設計は職人芸でして、理解できる人は限られるかもしれません。
デビューから2年、13枚目のシングル。1964年発表、この頃までは洋楽ポップスが多かったようです。ヤフオク即決で午前届いたのですが、妻通院で、私は買い物。ウォーキング、午後からは模型素材の整理・廃棄で夜になってしまいました。久々にアナログレコードをかけたのですが、製作してから47年使っているアナログプレーヤにとって半年のブランクはたいした事はないのでしょう。いきなり快音が響きました。カートリッジはシュアーのV-15 、パワーアンプは300Bのシングル。後年の歌謡曲より丁寧に歌われている感じもするのは聴きなれた洋楽ポップスのためなのか、それにしても60年前のレコードから聴こえる声は自然で豊か、アナログシステムの魅力です。300BはWEも持っていますが勿体なく本日はPSVANです。60年代、70年代と人気のV15でしたが、今聴いても優れたものがあります。
著名な指揮者の詳細を知ったのは1969年6月、月刊「ステレオ芸術」の特集記事で、中学3年の事でした。記事をもとに、ベートーベンの交響曲「英雄」や「合唱」を買いました。エンジェルの赤盤だったと思います。高校生になって、シューベルトの交響曲第9番を買って、愛聴盤になりました。こちらはグラモフォンだったと思います。雑誌の付録であったフルトヴェングラーのポスターを長い事、部屋の壁に貼っていました。自分の生まれた年に亡くなっていることもあって、古い録音をレコード化したものでした。個人的にはオーディオ装置を改良していたことや、レコード自体が高価であったこともあって、次第にバーンスタイン、ズービンメータなど高音質録音のレコード目が向いて行きました。10年ほど前に買ったRIAS放送のフルトヴェングラーの演奏からは古い録音なのにこれだけの音がのこっていたのかと驚かされます。
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