以前作ったページですが、更新しました。優秀魅力的なアナログレコードを提供していたDAMについてです。2019年「録音コンテスト」で論文取材があって、その内容でも更新していました。DAMには公式ホームページがあって、当時の担当委員の方々監修の詳細データが紹介されています。あらためて、意欲的な仕事がされていたことを知ることができるものです。
700号記念第2段です。冊子も2冊付き。特集はプリント基板つくり。
「基盤の制作」などネットでは違う意味の誤変換?も意外に多いです。プリント基板はアマチュアの方の一部には憧れだったりする時代もありましたが、基板があれば作り易いし格好良いというような意見もあるかもしれません。もともとは量産化や性能の確定化などが本来の目的と思います。そのためには十分な検討があってのこと。回路からおこし本来性能検討した上で基板化を繰り返して最終となる。試作を最初から基板化、頒布など利点がない訳ではありませんが、十分な経験と失敗があってのことと思います。この基板と回路シミュレーションは何度となくテーマとなっています。
700号記念号のふろくです。本誌にも時代の流れ、歴史背景や経緯も出ていますが、まだトランジスタが最新であった時期の創刊です。自分が電気弄りを始めた頃ですが、トラ技を目にしたのは1960年代の後半、自分にはあまりに難しい内容でした。トラ技をしっかり読み始めたのは1970年代、大学入学で電子回路を学びはじめた頃からでした。就職して余暇の研究でトラ技の記事を書くようになったのは1980年になってからで、電子楽器開発設計への転職もこれらの記事がもとでした。この時記事をもとにした面接をしていただき入れて貰い、次の会社へも誘っていただいた方の訃報が先週入りました。数年前トラ技で電子楽器関連連載を始めたことをお知らせしましたが、もっとしっかりお礼を言っておけばよかったと後悔が残ります。
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